拡張型心筋症が予後改善した理由を管理人の体験談でお話しします
どこにでもあるような「ダイエットを頑張った体験談」
といった情報は、ここにはありません。
病人や高齢者の肥満は、今後、深刻な社会問題となります。
食生活の西洋化が広く一般に定着したのは高度経済成長期以降であり、
これから老齢期を迎える、今の中高年が初めての第一世代となるからです。
「肥満を解消したくても、運動できない」という状況は、
近い将来、あなたと無関係ではなくなります。
そうなる前に、体験者から予備知識を得てください。
「こうなってはいけない」という、悪い例も知っておいてください。
あなたが知らない肥満と病気の体験が、ここにあります。
管理人の病気と肥満
なぜ私が40代にして、運動できなくなったのか?
そして、なぜ運動できないのに、ダイエットするはめになったのか?
これはこのサイトを作るきっかけでもあり、
コンテンツの底辺に流れるバックボーンでもあります。
自分のおバカさ加減をさらけ出しているので、
誠に恥ずかしいのですが、本サイトの構成上、避けては通れませんので、
ご容赦下さい。
こうなってはいけない悪い例として、
また管理人にとっては悪夢のような、終わってしまった、
長いプロローグ、と思って、読んで頂ければ幸いです。
拡張型心筋症 予後改善記事一覧
40歳の春、私は突然呼吸が苦しくなり、レントゲンを撮ると肺に水が溜まっていて、診断は「心不全」でした。検査入院と一週間の自宅療養を勧められましたが、重労働ではない、という理由で、私は仕事を続けました。利尿剤と降圧剤を服用しながら、それから1年ほど、私は自分をだまし続けました。けれど、手足はむくみ、血行不順で突然つったり、また、動悸は激しく、就寝前は不整脈の鼓動が耳の奥で響きました。心不全の特徴とし...
この病気で手術というのは、移植しかなく、適合するドナー提供者を探すだけでも、大変困難なことです。そのため、まずはβ-遮断剤(ベータ・しゃだんざい、または、ベータ・ブロッカー)という心臓の働きを弱める薬を服用するための、投薬入院をします。これは最近開発された治療法で、心臓の動きを弱め、休ませることで、心筋の機能を回復させようというものです。心臓病の患者に、心臓の動きを弱める薬を投与するわけですから、...
もちろん仕事も主治医の許可がでるまで禁止でした。療養は早くて1年と言われていたので、私は会社を退職しました。こうして私の療養生活が始まり、毎月定期検査する以外、退屈な日常が続きました。7:00頃 起床 朝食 10:00頃 洗濯 テレビ マンガ 等12:00頃 昼食(料理は好きなので自分で作る)16:00頃まで 読書 インターネット 等17:00頃 夕飯支度(これも家族4人...
風呂は心臓に負担をかけるので、冬でもできるだけシャワーを使いました。肥満が進行しているときに、自分の裸を鏡にうつすのは嫌なものです。だぶついた贅肉にちらりと目をやりながら、それでも私は「運動できないんだから、仕方ないじゃないか・・・。」と、自分に言い訳していました。妻から心配されて戒めを言われても、「老人は、ダイエットできないでしょ。」などと逃げていました。これは後で調べたことなのですが、40代男...