食物繊維が血糖値をダイエット中に上昇を押さえてくれる!
自分の体に合った適性カロリーを知り、それをオーバーしないように
食事の内容を考えるのが、ダイエットの基本でしょう。
しかし、カロリー計算が、男性向きではない。
と思うのは私だけでしょうか。
私は実は料理するのも好きなのですが、食べるのはもっと好きです。
食事は人生の大きな楽しみのひとつです。
ごはん茶碗一杯160kcal、などと計算しながら、
誰でも食事はしたくありませんよね。
今まで食べ過ぎたツケが来た、痩せたいなら我慢するのが当たり前、
なんて、そんなふうに考えていた時期もありました。
けれどもダイエットの本当の目的は継続です。
自分をいましめるような考えでは、決して長続きしないことを私は知っていました。
(自分の意思が弱いことも。)
そこで食事に関しても、自分に続けられることしかしないと決め、
それが何なのかを探し求めました。
そしてどこにでもあるようなダイエットサイトから、興味深い事実を知ったのです。
食物繊維のチカラ
食物繊維といえば、ダイエットの定番で、古くはマンナン(こんにゃく)から、
最近の寒天ブームまで、実にさまざまなダイエット法が世に出回っています。
その大きな理由としては、低カロリーで便秘を解消してくれる、
つまり、食べても太らず、余分な宿便などを排泄してくれる。
といったところでしょうか。
でもその効用は、私たちが認識しているより、実はずっと奥が深いんです。
食物繊維は水に溶ける、水溶性と、溶けない非水溶性に、大別されます。
溶けるほうの食物繊維には、ワカメのぬるぬるに代表されるアルギン酸、
こんにゃくのグルコマンナン、果物や野菜に含まれる、
水溶性ペクチンなどがあります。
これらの水溶性食物繊維は、
小腸での消化吸収速度を遅くしてくれる働きがあります。
ですので糖分を摂ったとき、急激な血糖値上昇をおさえてくれます。
また、腸内の胆汁酸、という物質の供給量を、コントロールする働きがあります。
胆汁酸というのは、コレステロールを原料につくられます。
ですから、食物繊維は、血中コレステロール値を正常に保つ作用も、
果たしているのです!