リバウンドが存在しないダイエット方法とはたたかわないから長続き
「たたかわないダイエット」の最大の特徴は、
短期目標の短縮 → 毎日、結果を確認できる。
長期目標の延長 → 停滞期でも落ち込まない、リバウンドしない。
という2点に集約されます。
具体的には、「1ヶ月−3kgを、3ヶ月続けて−9kg。」ではなく、
「1日−50gを、半年続けて−9kg。」に置き換えるということです。
そこで課題となってくるのが、「長く続ける」ということです。
目標体重をクリアすると、ホッと一息、気がゆるんでしまい、
少しずつリバウンドが進行してしまうのが、人情というものです。
ここでは「たたかわないダイエット」の総仕上げとも言える、
目標をクリアした後に、楽しみながら継続する方法について考えます。
体験記録とその後
さて、私流の「たたかわないダイエット」とは
、要約すると以下のようなものでした。
体重:「精密体重計で朝晩2回体重を計る。目標は1日50g減。」
食事:「食物繊維たっぷりの汁物を食前、または間食として摂る。」
運動:「目標1日一万歩。 毎日歩いて買い物に行く。」
考え方:「できることから始めて、続けることだけを目標にする。」
結果、約1年間で18kgの体重減、体脂肪率は34%から23%まで落ちたのでした。
当時のグラフをエクセルにまとめてみました。
はじめに驚いたのは、朝と晩の体重差がかなり大きいことです。
これは、「ただ、寝て起きた。」だけであっても、
1日の総消費カロリーの80%は基礎代謝関係で、
その3分の1は睡眠時間に消費されているからなのでした。
医師から中性脂肪値が高すぎるため、
糖尿病の併発を示唆されていましたので、
はじめの2ヶ月ほどは、とにかく必死さが見て取れます。
3ヵ月後の定期健診で心機能の方も良化に向かっていることを知り、
少し気がゆるんでいます。
その後は多少の往来を繰り返しながら、
それでも順調にダイエットを続け、標準体重が横ばいになってしばらくした、
2004年の初め頃から表記入をやめました。
その後も、自分流の体重・食事運動管理は日常の習慣となりましたが、
どうしても「飽き」や「気のゆるみ」が出てしまうこともたびたびです。
また一度ダイエットに成功すると、多少リバウンドしてもすぐ戻せる、
という変な自信が出来てしまいます。
これでは完全にリバウンドしないまでも、
小さなウェイトサイクリングを繰り返しているのと同じです。
ここでまた私はひとつの壁に突き当たったのでした。
自分にとって健康な体型を、ずっと維持し続けることの難しさ、
というのは1年以上ダイエットを意識してきて、初めて分かったことなのでした。
たたかわずにダイエットしているつもりでも、
何年も続けるということは、それ自体で苦痛となります。
単純な作業を繰り返す仕事が、辛く、きびしいのと同じ事です。
そこで私は、基本的な体重・食事・運動という要素を押さえながら、
それをサポートしてくれるような新しい情報を探し求め始めたのです。