レトルト食品は健康に悪いのか?だからサプリメントなのか

日本のサプリメント市場はここ数年で倍増し、
今や1兆円規模と言われ、2010年には3兆4000億円まで拡大する、
と予測されています。(ちなみにH.17年度国家予算は82兆円ね。…(^^;))

 

ここで私が問いたかったのは、これほどサプリメント市場が、
急速な拡大を見せること自体、ニッポン国民が、
踊らされている証拠ではないか?という、素朴な疑問です。

 

「需要」があるから、「供給」が拡大しているわけですが、
需要側である私たちのサプリメントに対する意識は、
まだまだ低いと言わざるを得ません。

 

健康のために、本当に役立っているのかどうかを、
真剣に問題視している人が、どれほどいるでしょうか。

 

ゆえに、気休め的な製品が多く出まわる結果となり、
あたるも八卦、あたらぬも八卦に、拍車をかける悪循環になっている、
というのが、現状です。

 

「そんなことに興味は無い。」
「サプリメントなんて、知らないし、知りたくも無い。」
という方も多いはずだと思います。

 

私もつい最近まで感じていたことですから。

 

でも、私は病気になって、健康のための食事というものを考えるようになった時、
この「ニッポン全国、健康食品ブーム」に対しての、責任の一端を感じました。

 

つまり、「俺たちが言わなきゃ、ダメじゃん。」と。

中高年はファーストフード第一世代

 

なぜなら私たちの世代は、もう、歴史の証人だからです。
この数十年間の食文化の激変を、目の当たりにしてきたからです。
思い出してみてください。

 

ハンバーガーやポテトの登場に、びっくりしました。
「三分間待つのだぞ。」のカレーに驚きました。
カップラーメンの自動販売機には、「えーっ?」と、思いました。

 

映画E・Tを観て、「ピザを宅配するの?」との疑問は、
すぐに現実となり、コンビニ弁当や、レンジでチン、等々、
数えれば、きりがありません。

 

これらが出てくる前を、私たちは知っています。
これらが出てきた後も、私たちは知っています。

 

そしてなによりも、これら、インスタント・レトルトファーストフードの食生活が、
今、サプリメントの登場を招いたという事実。
これを私たちは、生きてきた人生の一部として知っているのです。

 

なので、もしも、私たちの一人ひとりが、健康の維持という、
切実な目的意識をもって、サプリメントを選ぶ。
ということが出来れば、事態はもっと改善されるはずです。

 

そしてそれを始めるのは、見識ある、オトナである
、私たち中高年世代であるべきはず、
なんだと思うのですが。いかがなものでしょうか?