男のダイエットの理由と対策とは?
ダイエットといえば、そもそも女性がしょっちゅう気にして会話している
言葉のように思えますが「本当にそれで太っているの?」なんて、
感じたことはありませんか?
厚生労働省の発表によると、普段からダイエット、ダイエットと、
太ることを気にしている女性の肥満は、40代で19.8%。
わずか、5人に1人にしか過ぎません。
20代女性に至っては、なんと23.4%もが「やせすぎ」、なんだそうです。
一方、男性はというと「40代の肥満者は34.4%、
3人1人は太りすぎ」という多さです。
しかも、ダイエットという言葉が定着してきた、この20年間の推移を見ると、
男性の肥満が急増しているのに対し、女性の肥満はむしろ減ってきています。
この「逆だろ?」と言いたくなってしまう統計結果は、
今後ダイエットする必要があるのは女性ではなく、むしろ男性の方なのだ。
ということを示しています。
また、中高年という加齢による、長年の生活習慣からくる肥満。
いわゆる「中年太り」ですが、この症状に対して誰にでも
効果が高いと思われるような、抜本的解消法は、存在しません。
ダイエットは、お金では買えない。
ダイエットと聞いて、まず頭に浮かんでくるのは、
サプリメントや、通販の健康器具ではないでしょうか。
私たちの身の回りにはそういった、
お金で買うダイエット情報が満ち溢れています。
しかし、テレビなどで話題になっている成分を含んだサプリメントも、
あくまで栄養補助食品であり、“飲むだけで痩せる”といったものではありません。
また、ブームを呼んでは去っていく、あの健康器具はいったい何なんでしょうか?
ちなみに実家にあったぶらさがり健康器は、しばらくハンガー掛けとして
役立っていましたがいつの間にか消え去りました。
まあ、お手軽に、狭い部屋でも、といったところが魅力なんでしょうが、
まず、「飽きてしまう。」という共通点を持つようです。
これらもまた、言うまでも無く、毎日汗を流し続けなければ効果はありません。
痩身エステの会員になったり、手術で脂肪を除去する
などという方法もありますが、私たち庶民には縁がありません。
「お金で買うダイエットより、まずは頭で考え、オリジナルを
創っていく」知恵さえ使えば、きっと自分にあった方法が見つかるはずです。
中高年世代に適したダイエットとは?
もちろん売られている製品を上手く利用して、
肥満を解消された方もいるでしょう。
また、自分なりの解決方法を見出して、
理想の体型を維持されている方もおられるかと思います。
けれども、今までさまざまなダイエットを試してきたけれど、
効果が得られない、痩せなかった、リバウンドしてしまった、という方も多いはず。
なぜならダイエットは目標の達成より、
その後の維持管理のほうが困難だからです。
特に長い日常の生活習慣が身についてしまっている中高年世代が、
今さらライフスタイルを変えて、肉体改造をするなんてことは、至難の技でしょう。
ですから痩せることをあきらめてしまったり、または気になってはいるけれど、
肥満を放置してしまっている、という方がほとんどではないでしょうか。
けれども先に述べたように、「誰にでも効果が高い、
抜本的な中年太り解消法」は、存在しないのです。
と、いうことは、違う解釈すれば、
もしダイエットをあきらめてしまっているのだとしたら、
それは「中高年という世代に適した減量法」を
知らないだけ、なのかもしれないわけです。
考え方や意識を変えるだけで、案外簡単に痩せられるのかもしれませんし、
もしかすると、元々病気が原因で、
医師に相談しなければならないのかもしれません。
いずれにしても、高齢化社会を迎えた今、中高年という世代から、
肥満解消をもう一度見つめなおす機会が、
必要だと言えるんじゃないでしょうか。
管理人とダイエットの関係とは?
このサイトの管理人である私は、40代を迎えてまもなく、心臓病を患いました。
投薬入院後、医師から許された運動は、“散歩程度”に制限されました。
退院後、自宅で療養するうちに、肥満が進行し、
糖尿病の併発を医師から示唆されたとき、
「40代からはじめる男のダイエット」 を決意しました。
基本的には以下の考え方に基づいて、私はダイエットを進めました。
肥満解消にはダイエットの継続が不可欠。
そのためには、ダイエット自体を日常生活に溶け込ませる。
そのためには、ダイエットの手段そのものを目的にしてしまう。
そして試行錯誤の末、なんとか私なりの“運動できないけれど、
健康的なダイエット方法”を見つけることができました。
このサイトはその過程で学んだことや、実体験をもとに作られています。
私のように病気が理由でないにしろ、仕事などの事情で
運動できない、またはする時間が無い、といった中高年諸氏にとって、
本サイトが肥満を解消するきっかけになれば、幸いです。