メタボの腹囲を解消する方法とは?
ここでは「メタボの腹囲を解消する方法」についてお話します。
現代人の多くがメタボ予備軍またはメタボだと検診によって診断されていますが
そのメタボで最も身体的な特徴が出て、
気になるであろう「お腹回り=腹囲」の解消についてご紹介します。
腹囲が大きくなる原因は?
人間の身体に付く脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」という
大きく2つに分けられた種類がありますが、今回関わってくるのは後者の脂肪です。
内臓脂肪は生活習慣病を引き起こす恐れのある脂肪でありますが、
どうしてそれが蓄積して腹囲が大きくなっていくのかについて見ていきます。
この脂肪の付き方は「食べ過ぎ」と「運動不足」によるもので、
本来食事から摂取したエネルギーは基礎代謝や日々の運動によって消化されますが
その人に必要な量より多くエネルギーを摂取してしまうと
体内にその残りが脂肪として蓄積してしまい増えるという状況になります。
消化しきれなかった脂肪は排泄されるのではないかという
一般的な意見もありますが、それは医学的な面からみて違います。
余分な脂肪は、本人の意思とは関係無く「身体のエネルギー源」として
本当に少しの量でも蓄積されます。
それに現代の様々な食べ物による豊かな食生活によって起こる「食べ過ぎ」と
パソコンを用いたデスクに座って1日仕事をする生活習慣による「運動不足」で
脂肪がどんどん蓄積され、腹囲が大きくなっていきます。
腹囲の大きさを解消する効果的な方法は?
腹囲の大きさを減らすということは「内臓脂肪を減らす」ということなので
ここでは内臓脂肪の特徴を掴んだ解消方法を見ます。
内臓脂肪は腹筋の内側に付きやすく多くなるとポッコリお腹が目立ちます。
ですがこれは「分解しやすい・減らしやすい脂肪」ですので、
「脂肪燃焼」と「食事」に重点を置けば減らすことが可能です。
脂肪燃焼のしやすい身体にするためには?
じんわりと継続的に汗をかくことのできる「有酸素運動」が大事!
すぐに息切れや疲労感を感じる運動よりも脂肪燃焼を促進するこの運動は、
毎日の生活にも取り入れやすいものが多く時間も空いた時間で出来ます。
・近所への買い物:自動車→徒歩、自転車
・電車やバスを最寄りから1つ手前で降りて徒歩・自転車に切り替える
などの簡単な転換で無理なく有酸素運動が行えます。
食事はどこに気を付けるべきか?
摂取カロリーと消費カロリーのバランスに気を付けることが大事!
内臓脂肪を減らすには食事などで得た摂取カロリーよりも、
運動などで得ることのできる消費カロリーを多くする必要があります。
内臓脂肪型肥満の患者は糖分の多い食品を過剰に摂取したり、
野菜をほとんど食べなかったりと不摂生な食事をしてる方が多いので
一気に食事を抜くとそのせいで体調不良になり、別の病気にかかります。
なので一食だけ置き換えるプロテインダイエットや糖質を少なくした食事などの
負担が大きくないものに少しずつ変えることで、
バランスの良い食事制限をすることが出来ます。
腹囲を解消するために大切なことは?
脂肪燃焼のしやすい身体にするための運動を毎日しても過食をすれば意味がない、
またはその逆も同じでどちらかに偏ってしまえば意味がなくなります。
腹囲を解消するためには、現代社会で暮らしている上では中々難しいですが
毎日の食事を決めた時間に腹8分目で摂取し、徒歩などの運動を取り入れる等の
バランスの取れた生活を無理なく実施することが大切です。