メタボの腹囲で女性の平均はどれくらい?

ここでは「メタボの腹囲で女性の平均はどれくらいなのか」についてお話します。

 

2008年から始まったメタボ検診ですがその中身は知らない方もいますよね?
今回はその中でも「女性の腹囲」に着目してご紹介します。

 

日本人女性の平均的な腹囲とは?

 

まずメタボの場合を見る前に…
平成16〜18年度に経済産業省によって作成された
約7000人分の日本人の平均的な身体に関わるデータより
日本人女性の年齢別の腹囲を見ていきます。

 

(単位:cm)
20〜24歳 81.6 
25〜29歳 81.9
30〜34歳 82.0
35〜39歳 83.1
40〜44歳 84.5

 

上記の様な統計がとられており、これから加齢と共に腹囲が大きくなっています。
日本人の腹囲は「立った状態で軽く息を吐きへその高さで測る」ことが基本です。

 

毎年同じ体の位置で計測されますので、腹囲が大きくなるということは
「内臓脂肪が増えている」ということを意味します。

 

メタボの範囲にこの平均値では該当していませんが、
そうでなくても内臓脂肪が増えていますので運動・食事の管理などで
自分の体のコントロールをしてメタボに該当しないようにすることが大事です。

メタボに該当する女性の腹囲の平均は?

 

ではメタボに該当する女性の腹囲について見ていきます。
日本おけるその基準値は「90p」と日本肥満学会によって定められています。

 

平成20年に作成された厚生労働省による腹囲の分布の図を参考にすると、
90〜95p未満が20〜40代までで43人
95〜100p未満が20〜40代までで28人

 

とメタボと判断される基準を満たす人のなかでも特に多いのがこの2項目です。
なので平均値としてはおよそ90〜100cm未満になっています。

 

このような数値になってしまうとメタボの改善が必要になってきます。
そのためにはエネルギーの収支バランスを考えることが大事になってきますので
食事に気を付けなければなりません。

 

まず食事の他に、日々の生活で摂取するであろう嗜好品ですが
これを過剰に飲んだり食べたりしてしまうとその分のエネルギーを運動によって
消費しないと内臓脂肪に変換されてしまうので注意しなければいけません。

 

それに加え食事をする際には、栄養バランスの取れた薄めの味付けの食事を
腹八分目で摂取することが望ましいです。

 

もう1つ大事なのは運動です。

 

毎日少しずつ歩くなどの運動をし、週に3回程度は有酸素運動をし、
体重や体脂肪の確認を行うと自分の体が今どんな状態であるのか
把握することが出来ます。